BackWPUp でバックアップを取得する場合の設定のポイント

公開日:2018/03/30  最終更新日:2018/03/30  カテゴリー:WordPress 初心者向け解説

WordPress のバックアップには BackWPUp を使用している方が多いと思います。
その際にほかのサイトには載っていないのポイントを紹介します。

1. 外部バックアップ・内部バックアップについて

バックアップには 外部バックアップと内部バックアップがあります。
これらの違いについて見ていきましょう。

1.1. 内部バックアップについて

内部バックアップとは 同じサーバー内に保存する方法をいいます。
同じサーバー内に保存するので サーバーが障害を起こしてしまった場合には使用できなくなります。

1.2. 外部バックアップについて

外部バックアップとは サーバー外に保存する方法をいいます。
よく紹介されているのは Dropbox などへの保存です。
この方法だと サーバーが障害を起こしていても データを取得することができ、
あなたの操作ミス・サーバー障害の両方で使用できます。

1.3. 外部バックアップにはデメリットも存在する

ここまで読んできたあなたは サーバー障害時の復旧にも使用できる 外部バックアップの方がよいと思われているかもしれません。
バックアップの安全性 としては そうかもしれませんが、外部バックアップ時には 「転送量」がかかります。
利用者に多い XSERVERを例にあげてみると 転送量の制限は次のようになっています。
項目X10プランX20プランX30プラン
目安70GB/日90GB/日100GB/日
あなたのブログの 現在の容量・転送量 はいくらなのでしょうか。
おススメの方法は 週1回 アクセス数の少ない曜日に 外部バックアップ・それ以外の日に 内部バックアップを取得しておくのがおススメです。

2. Dropbox へのバックアップは1日分だけ残すのが最善

1日分のみだと不安ですよ!と言いたいかもしれませんが、
1日分を残しておけば 30日分が残っています

意味が分からない!っていう人もいるかと思うので 解説させていただきます。
意味が分かった方は これ以上 読んでも意味がないと思いますので、
浮いた時間を使って SNSでシェアしていただければ幸いです(笑)

Dropbox の削除したファイルについて 公式サイトに次のような記述があります。

不要になったファイルやフォルダは、Dropbox アカウントから削除することができます。削除したファイルやフォルダは、削除日から 30 日(Professional または Business アカウントをご利用の場合は 120 日)以内であれば、復元することも可能です。ファイルを復元できないようにする場合は、そのファイルを完全に削除してください。
引用元: Dropbox からファイルやフォルダを削除する ? Dropbox のヘルプ

もうお分かりいただけたでしょうか?

そうです、削除しても 30日間は復元できるのです。
容量が... と思った方も 調べていただければわかりますが、
削除したファイルは 容量にはノーカウントなのです。

3. 内部バックアップについて

こちらについては 特記事項はありませんが、
あえていうなら 容量に気をつけてください。

4. 最後に

貴方が悪くなくても バックアップが必要になる時は 意外とあります。
サーバー障害はめったに置きませんが、例えば WordPress の自動更新 失敗などがあります。
バックアップ標準装備を謳っている XSERVERでも、
バックアップの提供には 15,000円以上かかるので 注意しましょう。

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