CPI DNS開示で得られた情報

公開日:2020/05/02  最終更新日:2020/05/02  カテゴリー:サービス紹介

CPIのDNSサーバーを利用している場合にせていされるレコード情報をCPI DNS担当者に聞いてみました。
CPIで設定されているレコード情報と外部のDNSサーバーを利用する際の設定例について記載していきます。

1. 外部のDNSサーバーに設定する際の設定例

ここでは対象のドメイン名を example.com として記載します。
サブドメインを利用している場合は、mail.sub.example.com のように同様にレコードを追加する必要があります。

example.com.INAWEBサーバーIP
例:198.51.100.70
www.example.com.INA
ftp.example.com.INA
example.com.INMX10メールサーバーホスト名
例:m100.secure.ne.jp.
smtp.example.com.INAメールサーバーIP
例:198.51.100.240
pop.example.com.INA
mail.example.com.INA

2. CPIのDNSサーバーで設定されているレコード情報

ここでは対象のドメイン名を example.com として記載します。
サブドメインを利用している場合は、mail.sub.example.com のように同様にレコードが追加されています。
外部向けから追加となっているレコードは背景色を水色、変更は黄色にしてみました。

example.com.INAWEBサーバーIP
例:198.51.100.70
www.example.com.INA
ftp.example.com.INA
example.com.INMX10vlmx10.secure.ne.jp
example.com.INMX10vlmx11.secure.ne.jp
example.com.INMX20vlmx12.secure.ne.jp
example.com.INHINFO20WEBサーバーホスト名
例:aa100.secure.ne.jp.
example.com.INHINFO20メールサーバーホスト名
例:m100.secure.ne.jp.
example.com.INTXT"v=spf1 include:spf.secure.ne.jp -all"
smtp.example.com.INAメールサーバーIP
例:198.51.100.240
pop.example.com.INA
mail.example.com.INA

メールには次のような文も添えられていました。

※メールに関する内容につきましては、弊社のウィルス・スパムチェックサーバーを指向するよう設定をしております。
そのまま他社様のDNSサーバーに設定をした場合、正常な動作をしなくなる恐れがございますので、代わりに下記の記述例をご参照くださいませ。

※ここでの「下記の記述例」とは「1. 外部のDNSサーバーに設定する際の設定例」を指します。

CPIでよく起きる障害の1つに、メール滞留によるメールサービスの遅延があります。
恐らくメール集中時に他のウィルス・スパムチェックサーバーを指定したいため、CPIで変更できないDNSサーバーのレコードにはウィルス・スパムチェックサーバーを設定して欲しくないのでしょう。
その証拠としてマルチドメイン追加時のDNSサーバー指定欄には「CPI 以外の場合、WEBメール、スパム、ウィルスチェックなど一部機能はご利用いただけません。」とあります。

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