CPI ACE01 で ffmpeg が使用できるのか試してみた

公開日:2017/08/12  最終更新日:2018/05/02  カテゴリー:未分類

はじめに

ffmpeg とは

動画や音声などを 形式変換したり サムネイルを生成したりすることができる フリーウェアです。
私の場合は mp4 ファイルを mp3 ファイルに変換する用途で 入れたいと思ったのでした。

CPI ACE01 とは

KDDIグループ CPIが提供する 高級レンタルサーバーです。
年額 45,600円とかなりお高めですが、非常に安定しているので 当サイトでも SSL導入部分以外は このサーバーで運営しています。

CPIサポートに問い合わせた結果

サポートに問い合わせた結果 以下のような返答が帰ってきました。

平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。 CPI カスタマーサービス部 **と申します。

お問い合わせいただきました件につきまして、大変申し訳ございません が、ffmpeg はACE01 プランにはインストールされておりません。
また、root権限が必要となりますので、お客様にてご用意いただくこと もできません。

ご要望にお応えできず、申し訳ございませんが、何卒ご了承ください。

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
やはり 共用サーバー側も サーバーに高負荷をかけて欲しくないので 準備はしていませんよね。

諦めきれなくて更に調べてみた

CPIサポートを信用していないわけではないですが 何か方法は無いのかとさらに調べてみました。
その結果 以下のような回答を Yahoo!知恵で見つけました。

ffmpegのバージョンについて、最新版にこだわる必要がないのでしたら、packages を使うのが簡単です。
本来、ports/packages というのは管理者(root)がシステムレベルでアプリケーションをインストールするための仕組みですが、 管理者権限のないユーザー環境にインストールすることも難しくありません。

http://ftp-archive.freebsd.org/mirror/FreeBSD-Archive/old-releases/...

こちらから、ffmpeg本体

multimedia/ffmpeg-2008.07.27_7.tbz

と、これが依存している

multimedia/x264-0.0.20080409_2.tbz
audio/liba52-0.7.4_2.tbz
audio/libvorbis-1.2.0_2,3.tbz
audio/libogg-1.1.3,4.tbz
multimedia/libtheora-1.0.b2.tbz
multimedia/gpac-libgpac-0.4.4,1.tbz

をダウンロードし、
% tar xf ffmepg-2008.07.27_7.tbz
などとコマンドを入力して全ファイルの内容を展開し、lib と bin を残して残りは削除

あとは、lib のディレクトリを環境変数 LD_LIBRARY_PATH にセットすれば、bin に入っている ffmpeg が使えるようになるかと思います。

ffmpeg の最新版にこだわるのなら、ports をユーザー環境に構築するという手もあります。
http://www.otsune.com/bsd/ports/install_as_user.html
ディスク容量はかなり必要になりますが、これなら、FreeBSD 用の configure を自動で行ってくれますので、コンパイル出来ないと悩むことはありません。
自分も ACE01 で少し試してみましたが 簡単には動きませんでした。
そもそも 知恵袋の情報なんで 信じて 長時間かける気にもなれません...。
ということで 夏休みで暇をしている 東工大の情報系の生徒に依頼してみましたが やはり難しいということでした。

参考文献

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