WordPress を SSL化する手順を解説しています。
今までに 数百サイトを SSL化してきた筆者が、最も 効率がよく 分かりやすい方法を 教えます。
管理画面や契約画面からSSL証明書を発行してください。
XSERVER
をお使いの方は 無料SSLを利用できます。
詳しい手順は 利用しているレンタルサーバーによってことなりますので 各サーバーのマニュアルをご覧ください。
(XSERVER利用者が多いので XSERVERのマニュアルだけリンクを貼っておきます。)
WordPress は 「FTP上のファイル」と「データベース」で構成されています。
「FTP上のファイル」は FTP経由でローカルにすべてファイルをダウンロードしておき、
「データベース」は phpMyAdmin などを使用して エクスポートしておきましょう。
長くなるので 別記事で画像付きで解説してあります。
SearchReplaceDB を使用してデータベース内のアドレスをSSLに一括置換します。
私が改善を加えた Search Replace DB Plus を使用すれば、より安全に楽に置換が行えます。
テーマファイルに サイトのアドレスが記述されていないか確認して、記述されている場合は https:// から始まるものに 置き換えましょう。
SSH が使用できる方は SSHで複数ファイルから文字列を検索・置換する方法 を使用すると 効率よく 見つけることができます。
尚、SSL化するサイトのアドレスだけでなく、はてなブックマークなどSNS系のボタンで SSLでないものも記載されているかもしれません。
その時は http:// を https:// に変えてみて エラーにならない場合は置換しましょう。
リンク先となっているアドレスは SSLになっていなくてもよいのですが、画像やJS/CSSファイルの読み込み元アドレスは SSLになっている必要があります。
次の記述を .htaccess ファイルに記述することで、非SSLでアクセスされた場合に SSLに転送します。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
FTP経由での編集が難しいと思われる方は XSERVERの場合は 管理画面から編集することもできます。
.htaccess編集 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
サイトにアクセスしてみて 鍵マークが表示されるか確認しましょう。
表示されていない場合は 混合コンテンツとなっている可能性が高いので F12開発者ツール を使用して原因を見つけます。
そして 修正したのちに再確認することを 鍵マークが表示されるまで繰り返します。
【追記】2018/02/01
混合コンテンツを自動で確認できる 混合コンテンツチェッカー を作成しました!
是非 ご利用ください。
詳しい使い方はこちら